|
広島県東部の山あいに位置する府中市は全国に名を馳せた家具の産地です。 およそ300年前、内山円三という人が大阪でタンス作りを覚え、故郷に戻って制作に着手したのが始まりと言われています。 そして、その家具作りの中で、内装材として最もふさわしい桐の栽培や加工がさかんになっていきました。そこで府中には家具メーカーはもちろんのこと、桐の加工所も多く、その加工技術の水準は極めて高いものです。
ただ使用される桐材について言えば、残念ながら現在ではほとんどが中国から輸入されたもので、府中生まれの府中育ちの桐材を手に入れることは極めて困難です。 しかし現在でも桐の木はかなり生育していますので、府中までお越し頂き「この桐でうちの子のタンスを!」なんていうのももちろんOKです。 ただし、丸太を切って寝かせ、製材して寝かせ、そしてタンスになるまでには少なくとも5年はかかりますのでご注意ください。
|